Asopitech VS
ArangoDB vs Alopex DB
ArangoDBのキーバリュー、ドキュメント、グラフのデータモデルと、AQL、ベクトル索引を、Alopex DBと比べて紹介します。
更新: 2026/10/12
ArangoDBとは
ArangoDBは、キーバリュー、ドキュメント、グラフを扱うネイティブのマルチモデルデータベースです。1つの問い合わせ言語AQLで、グラフ、JSONの文書、検索、ベクトル、地理空間のデータを扱います。
仕組み
- キーバリュー:すべての文書は
_key属性を持ち、これが主キーです。各コレクションは_keyの索引を持ちます。 - ドキュメント:JSONの文書を属性の単位で検索、集計し、複数のコレクションにまたがって問い合わせます。
- グラフ:頂点も辺も文書です。辺は
_fromと_toで頂点を指し、辺コレクションに入ります。走査は、辺の向き、逆向き、両方向を選べます。 - ベクトル索引:Faissライブラリで実装しています。AQLのベクトル類似度関数で問い合わせます。
主な機能
グラフの多段走査、最短経路、全文検索、地理空間検索、ベクトル検索を、AQLから使えます。名前付きグラフでは、頂点を消すとつながる辺も消え、グラフの整合を保ちます。
制限
- 3.12から、ソースコードとCommunity Editionのライセンスが、Apache 2.0からソース公開型のBusiness Source License 1.1に変わりました。
- ベクトル索引を使うには、サーバーを
--vector-index起動オプションで動かします。一度有効にすると、無効に戻せません。 - 3.12.8までは、ベクトル索引を作る前に、埋め込みが文書に入っている必要があります。
- 名前付きグラフを使わないグラフ操作では、グラフの整合は保たれません。名前付きグラフでも、低レベルの操作で、宙に浮いた辺が残ることがあります。
- 辺は常に向きを持ち、両方向を指せません。
Alopex DBとの違い
どちらも、1つのデータベースで複数のデータモデルとベクトル検索を扱います。
Alopex DBは、SQLで問い合わせる組み込み型のデータベースです。データは .alopex の1つのファイルにまとまり、テーブルの行とベクトルを同じトランザクションで更新します。ソースコードはApache-2.0で公開しています。
一つのファイルで、テーブル、KV、ベクトルを扱えるマルチモデルのAlopex DBも試してみよう。クイックスタートから試せます。