Enterprise Data Platform
Alopex Enterprise
守る、横断する、判断する。データ基盤をひとつの設計へ。
Alopex Enterpriseは、公開OSSであるAlopex DBを基盤に、企業データの保護、横断的な検索と分析、SLO中心の運用、分散サービスの基盤を接続する商用ミドルウェア構想です。現在はアーキテクチャの設計・検証段階にあります。
Alopex DBを土台に、データ保護・横断検索・SRE運用・分散基盤を一貫した設計でつなぐ、企業向けミドルウェア構想です。
- 設計領域
- 4
- 提供状況
- 設計・検証中
Key points
- Security Suite: 保存時からデータ利用・移譲までを考える3層の保護モデル
- Unified Query Model: SQL・AQL・PromQLと検索・集計を横断する実行モデル
- Observe & Infrastructure: SLOの判断と分散サービス運用を支える基盤
Challenge
データ基盤が分かれるほど、保護・検索・運用の判断も分断される
企業システムでは、データベース、検索、時系列、オブジェクト、認証、監視が個別に導入されがちです。その結果、データのライフサイクル、アクセス境界、横断分析、SLOに基づく運用判断を一貫して扱いにくくなります。
- 保存場所やデータ種別ごとに、暗号化・鍵・アクセス制御の設計がばらつく
- 全文・構造化・ベクトル・時系列の検索と集計が別々の実行系に分かれる
- 監視が可視化で止まり、SLO・エラーバジェットに基づく判断や自動化につながりにくい
Alopex Enterpriseは、Alopex DBの公開OSSを基盤に、企業システムで分かれがちなデータ保護、検索・分析、可観測性、分散インフラを一貫した設計へまとめる構想です。現在は設計・技術検証段階であり、一般提供はしていません。
公開済みの基盤については、Alopex DBとAlopex DB Docsをご覧ください。企業要件に合わせた先行検討・共同検証はお問い合わせからご相談いただけます。
データの全ライフサイクルと運用判断を、Alopexの基盤設計でつなぐ
Alopex Enterpriseは、Alopex DB、時系列のSkulk、クラスタ通信のChirpsを土台に、セキュリティ、クエリ、可観測性、インフラを重ねる設計です。個々のコンポーネントを置き換えるだけでなく、データが生成され、利用され、移譲・失効されるまでを横断して扱えることを目指します。
- データの保存・利用・共有・失効を、ポリシーと監査の視点で設計
- 検索・分析・時系列クエリを、用途に応じたAPIから共通の実行モデルへ
- メトリクスの表示ではなく、SLOに対する状態と次のアクションを運用の中心に
- データ保護
- 3 Layers
- クエリAPI
- SQL+AQL+PromQL
Architecture
4つの設計領域
以下は現在設計・検証しているAlopex Enterpriseの構成です。提供時期や仕様は、実装・検証の進捗に応じて変更されます。
Security Suite
保存から利用、組織・ドメインをまたぐ移譲までを考えるセキュリティモデル
- Storage Shield: DB・時系列・埋め込み・WASMを含む保存層の暗号化と鍵ローテーション
- Secure Fabric: データ分類、フィールド単位の保護、検索可能な索引、失効・再暗号化のポリシー管理
- Identity Bridge: JWT/OIDC互換とロール・ドメインに基づく認証・認可の統合
Unified Query Model & Enterprise Search
異なるデータモデルに対する検索・分析を横断するためのクエリ実行モデル
- SQL・AQL・PromQLを共通の実行基盤で扱う「3 APIs, 1 Engine」の設計
- 全文、構造化、ベクトル、集約を組み合わせるAQLベースの検索モデル
- 分散シャードでの並列実行と、検索・分析を一体で扱うためのランキング・集約設計
Observe
グラフの表示ではなく、SLOに基づく意思決定を中心に置く可観測性レイヤー
- Golden Signals、RED、USEを出発点にしたメトリクス設計
- SLO、エラーバジェット、バーンレートによる状態評価
- 通知、スケール、ロールバックなどのアクション連携を見据えた判断エンジン
Unified Infrastructure
サービスが増えても運用の接点を増やしすぎないための分散基盤
- alopex-config: etcd/ZooKeeper互換を視野に入れた分散設定ストア
- alopex-discovery-dns: サービスディスカバリと内部DNS
- Alopex Forgeやオブジェクトストレージなど、上位サービスへ拡張できる土台
Planned Components
構想を構成するプロダクト群
いずれも設計・技術検証の段階です。一般提供済みの機能としては案内していません。
Secure Data Lifecycle
暗号化、データ分類、検索、鍵の移譲・ローテーション、失効・削除を、データのライフサイクルとして扱う構想です。
Enterprise Search
全文・構造化・ベクトル検索と集約を、AQLで組み合わせる検索・分析レイヤーを検討しています。
SLO-Centric Observe
OpenTelemetryとの接続を視野に、SLO/SLI、エラーバジェット、バーンレートを中心に運用を支援する設計です。
Platform Services
構成管理、サービスディスカバリ、BaaSやS3互換オブジェクトストレージなどを、共通基盤から拡張する方向を検討しています。
Foundation
公開OSSから積み上げる基盤
Alopex Enterpriseは単独の製品ではなく、Alopexのデータエンジンと分散基盤の上に重ねる設計です。
Data Engines
Alopex DB、Skulk、検索・ベクトル・分析のためのデータ層
Security & Control
データポリシー、鍵、アイデンティティ、監査を扱う制御層
Runtime & Operations
分散サービスと運用判断をつなぐ実行・運用層
Sponsor Access
スポンサーは、公開前のEnterprise設計にアクセスできます
Alopex DBをスポンサーすると、対象ティアで公開OSSの支援に加え、公開前の設計資料・内部ノート・実験・Enterprise版の非公開リポジトリへのアクセス特典を受けられます。実装が一般公開される前から、方向性と技術判断を確認できます。
Early Access
$12 / 月AlopexDB、JV Language、GraphRAGなどの実験と設計を、公開より早く追えるスポンサー特典です。
- docs-internalの設計ドラフト、内部ノート、技術調査へのフルアクセス
- 実験・プロトタイプ・公開前の更新を早期に確認
- Enterpriseのアーキテクチャと検証の進捗を継続的に把握
Enterprise Access
$99 / 月セキュリティとデプロイメントを強化するEnterprise向けの開発を、より深く確認したいチーム向けです。
- Enterprise版の非公開リポジトリと関連ドキュメントへのフルアクセス
- Security Suite、Unified Query Model、Observeなどの公開前機能を確認
- エンタープライズ向け拡張とセキュリティ設計の早期アクセス
アクセスはGitHub Sponsorsの対象ティアで、スポンサー状態が有効な間にGitHub経由で付与します。特典内容は開発状況に応じて更新されます。
Status
現在はアーキテクチャ設計・技術検証段階です
Alopex Enterpriseはまだ一般提供していません。公開中のAlopex DBを基盤に、導入要件、セキュリティ境界、データフロー、SRE運用を具体化しながら設計・検証を進めています。先行検討や共同検証に関心がある場合はお問い合わせください。
Early Access Discussion
要件から、一緒に設計を始める
高いデータ保護、横断検索、SLO中心の運用を必要とする案件について、構想段階からご相談いただけます。導入を約束するものではなく、ユースケースと実現可能性を整理するための窓口です。