Asopitech VS
MySQL vs Alopex DB
MySQLのVECTOR型、ベクトル関数、組み込みライブラリの扱いを、Alopex DBと比べて紹介します。
更新: 2026/10/12
MySQLとは
MySQLは、サーバー型のリレーショナルデータベースです。VECTOR型を持ちます。
仕組み
- VECTOR型:要素は4バイトの浮動小数点数です。既定は2048要素、最大は16383要素です。
- ベクトル関数:DISTANCE()、STRING_TO_VECTOR()、VECTOR_DIM()、VECTOR_TO_STRING()の4つです。
- HNSWの索引:MySQL HeatWave GenAIは、9.5.0以降、よく問い合わせるベクトルストアと埋め込みのテーブルのVECTOR列に、HNSWなどの索引を自動で作ります。HeatWaveのベクトルストアは、Object Storage上の文書を取り込みます。
- MySQL HeatWave:フルマネージドのクラウドサービスです。MySQL Enterprise EditionのDB Systemと、メモリ上でデータを列指向に近い形で持ち並列に処理するHeatWave Clusterからなります。OCI、AWS、Azureで使えます。
主な機能
SQLテーブルに、VECTOR型の列を持てます。HeatWave GenAIでは、HNSWのベクトル索引を使えます。
制限
- VECTOR列は、主キー、外部キー、一意キー、パーティションキーに使えません。
- VECTOR列は、数値関数、JSON関数、全文検索関数の引数にできません。集約関数と窓関数は、COUNT(DISTINCTを含む)だけを使えます。
- 組み込み用のサーバーライブラリlibmysqldは、8.0.1で削除されました。移行先は、単独のmysqldサーバーとlibmysqlclientです。
- HeatWaveのベクトルストアとHNSWの自動索引は、クラウドサービスのMySQL HeatWaveの機能です。
Alopex DBとの違い
どちらも、SQLテーブルにベクトルを持てます。
Alopex DBは、ベクトル型とHNSW索引が本体にあります。距離は、コサイン、L2、内積から選べます。アプリに組み込んで、1つのファイルで動かせます。必要になれば、同じファイルをHTTPとgRPCのサーバーで開けます。
アプリに組み込め、ベクトル検索も本体で行えるAlopex DBで、次のアプリを試してみよう。クイックスタートから始められます。
参考資料
- MySQL 9.4 Reference: VECTOR Type、Vector Functions、HeatWave GenAI: Vector Index Creation、HeatWave Vector Store、MySQL 8.0.1 Release Notes、Retiring Support for libmysqld、About MySQL HeatWave、Supported Cloud Platforms