Asopitech VS
Qdrant vs Alopex DB
Qdrantのセグメント、HNSWとペイロード索引、シャードとRaftの範囲を、Alopex DBと比べて紹介します。
更新: 2026/10/11
Qdrantとは
Qdrantは、ベクトル検索に特化したデータベースです。点(point)が、ベクトルとペイロード(任意のメタデータ)を持ちます。コレクションに対するAPIで操作します。ベクトル索引とペイロード索引を、本体の機能として持ちます。
仕組み
- セグメント:コレクションのデータはセグメントに分かれ、それぞれが独自のベクトル・ペイロードの保存領域と索引を持ちます。追記できるセグメントと、読み取りと削除しかできないセグメントがあります。
- ベクトルの保存:ベクトルはメモリマップされたファイルとしてディスクに置かれ、メモリへの載せ方を選べます。
- ペイロードの保存:ペイロードで絞り込むフィールドには、ペイロード索引を作ります。
- 変更ログとバージョン:変更は、まずログに書かれて連番が付き、そのあとセグメントへ反映されます。各セグメントと各点が最後に適用した版を持ち、古い変更は無視されます。これで、異常終了から、ログを使って復元できます。
主な機能
ベクトル索引のほかに、フィルタ用のペイロード索引があります。公式は、前者が検索を、後者が絞り込みを速くすると説明しています。密ベクトルに加えて、疎ベクトル(sparse vector)も扱えます。距離は、ユークリッド、マンハッタン、コサインなどです。
制限
コレクションは1つ以上のシャードに分かれ、各シャードが独立した点の保存庫です。Raftが扱うのは、クラスタの構成とコレクションの構造だけです。点の操作は合意を通りません。公式は、これを、点の操作の低いオーバーヘッドと引き換えに、分散した原子的な更新を保証しないという選択だと説明しています。複製の数は、コレクションごとに決めます。高可用性には、投票ノードを3つ以上にします。
Alopex DBとの違い
どちらも、HNSWによるベクトル検索を備えます。
Qdrantは、ベクトル検索に特化したサーバーです。Alopex DBは、SQLを中心に、ベクトル検索、KV、全文検索を1つのエンジンにまとめています。絞り込みはSQLの条件で書けるので、テーブルの結合や集計と組み合わせた検索ができます。アプリに組み込む1ファイルのデータベースとして動かせます。
ベクトルと属性の条件をいつものSQLで書けるAlopex DBを試してみよう。クイックスタートで確かめられます。