Asopitech VS
Grafana Mimir vs Alopex Skulk
Grafana Mimirのマイクロサービス構成、マルチテナント、Kafkaを使う取り込み、オブジェクトストレージを、Alopex Skulkと比べて紹介します。
更新: 2026/10/15
Grafana Mimirとは
Grafana Mimirは、PrometheusとOpenTelemetryのメトリクスを、水平に広げられ、高可用で、マルチテナントの形で長期保存するオープンソースのソフトウェアです。
仕組み
- 部品:ディストリビューター、インジェスター、クエリア、クエリフロントエンド、ストアゲートウェイ、コンパクターなどのマイクロサービスでできていて、一つのバイナリにまとまっています。
- 取り込みの構成:推奨の構成では、Apache Kafkaを中心のパイプラインにして、書き込みと読み取りを切り離します。従来の構成では、インジェスターが手元のディスクに書き込みを記録します。
- 長期保存:テナントごとに、PrometheusのTSDBを元にしたブロックをオブジェクトストレージに置きます。
主な機能
- リクエストごとのテナントIDで分けるマルチテナント。
- 大量の時系列にも耐える、並列化された問い合わせ。
- 記録ルールとアラートのルール。
制限
Grafana Mimirの推奨の構成は、別の製品であるApache KafkaかKafka互換のシステムを必要とします。認証と認可は外部のリバースプロキシで行います。ライセンスはAGPLです。
Alopex Skulkとの違い
どちらも、Prometheusのメトリクスを貯めて、PromQLで問い合わせます。
Alopex Skulkは、アプリに組み込める時系列エンジンです。Grafana Mimirが多数のチームのメトリクスを一つの大きな基盤に集める場面に強いのに対して、Alopex Skulkは、メトリクスが生まれるアプリや機器の中で貯めて読むところから始まり、同じエンジンのままサーバー、クラスタへ広がります。
メトリクスを集める先を構える前に、まずはアプリの中で貯めてPromQLで読んでみませんか。Alopex Skulkに始め方があります。
参考資料
- Grafana Mimir documentation、Grafana Mimir architecture、About ingest storage architecture、Grafana Mimir(GitHub)